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【江戸の物売り】-夏商い-金魚売り 〜夏の風物詩〜「目高かアー、金魚ウー」とよんで売りあるいた。
【江戸の物売り】-夏商い-金魚売り 〜夏の風物詩〜「目高かアー、金魚ウー」とよんで売りあるいた。新着
投稿者sibugakisibugaki さんの画像をもっと!   前回更新2025-5-5 23:10    
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画像>『世事画報』 市中世渡種 (金魚売) 尾形月耕(国立国会図書館蔵)

金魚屋・金魚うり>
金魚屋は「江戸鹿子」や「西鶴置土産」に、下谷池之端しんちうや市(郎)右衛門の名がある。幕末には本所割下水、谷中、根津、白金あたりに多くあった。金魚うり(物売り)の者はこれらの店から金魚を受けて、売り声も「目高かアー、金魚ウー」とよんで売りあるいた。
今は、こういった街中を売り歩く物売りそのものがいなくなってすっかり久しい・・・

金魚の歴史>
金魚(錦魚)は元和年中に南支那あたりから輸入された事は「和事始」や「大和本草」等にあり、 賞玩用としての流行は元禄以前からで、品評会風のものを、金魚の狂言と云った。

金魚の種類・価格>
『守貞漫稿』*に「形小、尾大にし大腹のものあり、常に尾を上に首に下に遊ぐ、京坂これを蘭虫(らんちゅう)と云う、まるっ子と云うは江人の訛りなり。 大腹に非ずして尾大の者を三都とも朝鮮と云う。各必ず尾は三尖なり。貴価の者は三〜五両に至る」とある。


*「守貞漫稿」(もりさだまんこう)
「江戸時代後期の三都(京都・大阪・江戸)の風俗や事物を説明した一種の類書(百科事典)。著者は喜田川守貞(本名:北川庄兵衛)で、1837年(天保8年)から約30年間にわたり執筆され、全35巻(「前集」30巻と「後集」5巻)にまとめた。この書籍は約1600点の図版と詳細な解説によって、近世風俗史の基本文献とされている。

関連情報はこちら>

>江戸言葉 月ごよみ 『江戸の売り声』
http://www.edoshitamachi.com/modules/tinyd11/index.php?id=8

>江戸の夏行事〜今に継承されているものの由来〜『暦日を踏襲した行事』
"・http://www.edoshitamachi.com/web/daidougei/
"

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