絵>歌川広重の名所江戸百景「糀町一丁目山王祭ねり込」(安政三年(1856)七月 国立国会図書館所蔵
山王権現(現:日枝神社)は、太田道灌が江戸に築城する際、鎮護の神として川越の山王社を勧請し、 その後、徳川家康も山王権現を城内鎮守の社とし、将軍家や江戸城の守護神として手厚く保護したため、6月15日の例祭である山王祭も将軍が上覧する「天下祭」となった。
絵は山王祭の山車(ダシ)の行列を半蔵門の南側から桜田堀越しに半蔵門を描いたもので、 当時の風景がそのまま現在にも残っている。
関連コラムはこちら> ・江戸ことば月ごよみ 『山王祭と喧嘩』 http://www.edoshitamachi.com/modules/tinyd11/
|