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安永3年(1774)、江戸から医学関係の新言が誕生 !
安永3年(1774)、江戸から医学関係の新言が誕生 !高ヒット
投稿者sibugakisibugaki さんの画像をもっと!   前回更新2023-7-12 23:56    
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『解体新書』( かいたいしんしょ)
ドイツの医師クルムスの解剖書「AnatomischeTabel-in」のオランダ語訳を日本語訳した、
日本最初の西洋解剖学の本格的な翻訳書。安永3年(1774)発行。翻訳作業は困難を極め、完成までに約4年の歳月を要した。翻訳の中心になったのは小浜藩医杉田玄白、中津藩医前野良沢で、原書にある精緻な銅版解剖図は、秋田藩士の小田野直武が木版画に直した。
本書はこれまで漢方医学で知られていなかった膵臓、リンパ管を指摘するなど大きな成果を生み出した。
杉田玄白は晩年に、『解体新書』翻訳のときの様子を『蘭学事始』に記している。翻訳の際に「神経」「軟骨」「動脈」などの語が作られ、それは今日でも使われている。画像は愛媛県歴史文化博物館蔵

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「原理を学び習得してから、治療の方法を理解する」
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