予定表 -詳細情報-

件名 江戸の妖怪絵巻
開始日時 2023年 8月 1日 (火曜日)   9時30分 (GMT+09:00)
終了日時 2023年 9月 3日 (日曜日)   17時00分 (GMT+09:00)
場所 国立歴史民俗博物館 千葉県佐倉市城内町117
連絡先 TEL:050-5541-8600(ハローダイヤル)
詳細 概要>
江戸時代には絵本や草双紙、絵巻、錦絵などありとあらゆる種類の妖怪図が無数に制作され、妖怪ブームの時代だったといわれています。その理由のひとつは、妖怪というものが描き手の想像力を刺激するものだったからでしょう。当館は「怪談・妖怪コレクション」と題して、国内でも有数の幽霊や妖怪の絵画コレクションを有しています。今回の特集展示はその中から絵巻という形式に焦点を当てて展示資料を選抜します。室町時代に成立し、江戸時代に多数の模写作やアレンジ作を生んだ“百鬼夜行絵巻”の中で、当館所蔵の狩野益信作は江戸初期の優品です。

「百鬼夜行図」のように妖怪たちのパレードを描く“百鬼夜行絵巻”の他に、江戸時代には妖怪図鑑ともいうべく、多種類の妖怪を羅列的に並べた絵巻も生み出されました。「化物絵巻」はそうした作例のひとつです。

また、源頼光と四天王らによる土蜘蛛退治を描く「土蜘蛛草子」のように中世の御伽草子の流れを汲むものや、鹿児島を舞台に妖狐を退治する侍大石兵六を主人公にした物語「大石兵六物語絵巻」など、絵巻本来のストーリー性を持つ構成をとるものも展示します。

併せて、純粋の妖怪だけではなく、地獄をテーマにした耳鳥斎の戯画「地獄図巻」も加えることで、絵巻という形式の中で多彩な展開を見せた江戸期の妖怪図を紹介します。

観覧料>一般600円/大学生250円

公式サイト>https://www.rekihaku.ac.jp/

カテゴリー 浮世絵,文藝(草双紙・俳諧・川柳・狂歌),古文書・古地図
投稿者 sibugaki
レコード表示 公開
繰り返し
最終更新日 2023年 7月 28日 (金曜日)