予定表 -詳細情報-

件名 茶入と茶碗 −『大正名器鑑』の世界−
開始日時 2021年 5月 29日 (土曜日)   10時00分 (GMT+09:00)
終了日時 2021年 7月 11日 (日曜日)   17時00分 (GMT+09:00)
場所 根津美術館 〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
連絡先 03-3400-2536
詳細 古くから茶の愛好者に大切に扱われてきた茶入。手に取ることで、一層愛着が増す茶碗。茶入と茶碗は、今日の茶の湯で最も人気の高い道具と言えるでしょう。
この二つの道具が重視されている理由のひとつに、大正10年(1921)より刊行が始まった『大正名器鑑[たいしょうめいきかん]』(全9編11冊)の存在があります。全9編11冊にも及ぶこの本では、875点もの茶入と茶碗(天目を含む)の名品が取り上げられ、それらの観賞の指針が明確に示されました。
刊行百年を記念した本展覧会は、第一章で館蔵の茶入と茶碗を中心に『大正名器鑑』の成立過程を概観し、第二章ではその刊行関連行事で用いられた作品を通して、編者の高橋義雄(1861〜1937、号箒庵[そうあん])と当館のコレクションの礎を築いた初代 根津嘉一郎(1860〜1940、号青山[せいざん])の友情の証をご覧に入れます。
展示作品
主な展示作品のご紹介です。

重要文化財
肩衝茶入 銘 松屋 (島津忠重旧蔵)
福州窯系 中国・南宋〜元時代 13〜14世紀 根津美術館蔵唐物の肩衝[かたつき]形は茶入の中でも最も重んじられる。『大正名器鑑』では第一編の冒頭に置かれた。なかでも、背の低さと、胴の強い張りが珍しく、古くから知られる本茶入は、9ページにも渡って取り上げられた。
申し込み>事前予約制
観覧料> 一般1300円 学生1000円
公式サイト> http://www.nezu-muse.or.jp/







カテゴリー 民藝・民具・工芸,催事
投稿者 秋元渋柿
レコード表示 公開
繰り返し
最終更新日 2021年 5月 1日 (土曜日)