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2014年 8月 8日(金)
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 (継続中)
企画展 吉原細見の世界
江戸幕府公認の遊郭を抱えた吉原のガイド本として使われた「吉原細見(よしわらさいけん)」を紹介する企画展。
吉原細見は、遊女屋や茶店、書店などが一軒ずつ書き込まれた地図で、入り口の「大門(おおもん)」や、帰る客が後ろ髪を引かれて振り返ったとされる「見返り柳」も記されている。遊女は店ごとに格付け順に載り、「紋日(もんぴ)」と呼ばれる正月などの特別料金日も案内されている。当初の細見は一枚絵だったが、後に喜多川歌麿の版元として知られた蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)が手がける冊子体が登場した。
発行も春と秋の年二回になる。見返しに著名人が序文を寄せていることも多い。

企画展では、図書館が所蔵する約三十点の細見原本のうち一八〇〇年代の十点のほか、
本草学者の平賀源内が「福内鬼外(ふくちきがい)」の名で書いた「細見嗚呼御江戸(さいけんああおえど)」
(一七七四年)の序文や、関連書籍などを展示。細見を元に起こし絵で立体化した模型もあり、大門から店が連なる雰囲気が感じ取れる。



 
 (継続中)
江戸へようこそ! 浮世絵に描かれた子どもたち
浮世絵には、子どもをめぐる江戸文化のあり方を伝えてくれる作品が少なくない。
美人画、役者絵、風景画を代表的主題として認識することの多い浮世絵が、子どもを題材とした浮世絵もまた重要な分野であり、大きな需要があったことは特筆。
親は子を宝として守り育て、ふれあいを大切にし、心づくしの玩具や屋内外での遊びの機会を与えた。
一方で、寺子屋での学習や諸芸の稽古事にも熱心で、江戸の子どもたちは十分な教育を受けていた。
注目すべきことは、これらの子どもを巡る光景がありきたりの日常であったにも関わらず、絵の主題となり
それを購買する人が多くいた。幕末・明治期に来日した多くの外国人が、日本の子どもが非常に大切にされ、
幸福そうにしていることを印象深く書き残し、日本を「子どものパラダイス」とさえ評している。子どもたちを無条件に愛し、守るべき愛らしい存在として描いてきた浮世絵は、美術的価値ばかりでなく、親が子どもを守り育てる本来のあり方を示してくれている。
本展覧会では、I子どもへの愛情、II子どもの成長を願う、III江戸は教育熱心、IV 遊び好き・いたずら好き、
V キッズ大行進―やつし絵・見立絵―、VI 子どもの好きなお話、という6つのコーナーに分け、
公文教育研究会所蔵の子ども浮世絵コレクションを中心に約300点を展示。

 
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ECO EDO 日本橋 2014 〜五感で楽しむ、江戸の涼〜
日本橋地区において2014年7月11日(金)〜9月23(祝迄今年で7回目となる日本橋地域の夏のイベント『ECOEDO日本橋2014〜五感で楽しむ、江戸の涼〜』を開催。
ECO EDO 日本橋 実行委員会および名橋「日本橋」保存会は、今年で7回目となる日本橋地域の夏のイベント『ECO EDO 日本橋 2014 〜五感で楽しむ、江戸の涼〜』を開催。今年は新たに、“聞いて”涼を感じる「風鈴」を日本橋地域の約170 店の商店や商業施設の軒先に飾り、日本橋の街中に風鈴の音色が溢れる「日本橋 風鈴めぐり」を実施。昨年50 万人が来場した水中アートの展覧会「アートアクアリウム」を今年も開催。
今回新たな試みとして、日本橋地域の商業施設に「アートアクアリウム」のサテライト会場をイメージした水槽を設置し、“見て”感じる涼を街一帯となって演出します。『ECO EDO 日本橋』は、電力の恩恵がなかった江戸時代の暮らしをヒントに、楽しみながら涼をとる知恵や工夫を現代風にアレンジした取り組。
“着て”涼をとる「浴衣」、“江戸の知恵”が詰まった「舟遊び」・「打ち水」、“聞いて”涼を感じる「風鈴」、“食べて”味わう涼メニュー、“見て”涼を感じる「アートアクアリウム」など、日本橋の街全体で納涼を五感で体感出来るイベント。

詳細 http://www.nihonbashi-tokyo.jp/ecoedo2014/ 

 
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うえの夏まつり 
夕涼みの人々が都内や近県から訪れる真夏の祭典。7月19日(土曜日)、17:30から上野中央通りで、夏まつりパレード
その他、骨董市、氷の彫刻コンクールなど、沢山の楽しいイベントが行われます。そのほか水上音楽堂で納涼演歌まつりなどの演芸も期間中行われる。

http://www.taitonavi.jp/enjoy_detail.html?no=198



 
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特別展 「江戸の街道(みち)」
江戸幕府は、中山道や日光道中などの五街道とその脇街道を管理するため、絵図を作成。それが、今日「五街道分間延絵図」といわれている。
この街道絵図は文化3(1806)年に将軍へ1部献上されたほか、実務に供するため道中奉行所に置かた。
街道筋の情報を収集する目的で作成したことから、街道沿いの家並、橋、一里塚、並木、宿場、本陣、高札場、関所、寺社などの様子が詳細に描かれている。このため、江戸時代後期の街道の景観を知る上で第一級の資料と評価されており、将軍献上品(紅葉山文庫旧蔵資料・重要文化財)は東京国立博物館、道中奉行所旧蔵資料は郵政博物館に現在収蔵。
今回の展覧会は、両館に収蔵される絵図を初めて同時公開し、その全容を明らかにするとともに、描かれた内容、画法や装丁の違いなども比較できる。さらに五街道分間延絵図から、街道や宿場はもちろん、行田・岩槻・小田原・名古屋などの城下町、江戸時代の江ノ島・鎌倉・善光寺・奈良・京都・宇治山田などの名所の姿を紹介。このほか、関所や船橋に関連する資料も展示。

http://www.saitama-rekimin.spec.ed.jp/?page_id=355

 
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特別展  『江戸妖怪大図鑑』
鬼や天狗、土蜘蛛などの「化け物」や、お菊やお岩などの「幽霊」、蝦蟇や蛇を操る「妖術使い」。浮世絵には、見る者を怖がらせる迫力あるものから、思わず笑ってしまうようなユーモラスなものまで、さまざまな妖怪たちが描かれている。本展では、浮世絵版画における妖怪画の全貌を探るため、会期を3部に分け、「化け物」「幽霊」「妖術使い」という異なるカテゴリーで掘り下げていき葛飾北斎や歌川国芳の代表作はもちろん、菱川師宣から月岡芳年まで、総展示数は約270点。大勢の妖怪たちが皆様のお越しをお待ちしております。
 
 (継続中)
『もの』からみる近世「江戸図屏風と行列」
近代になって、江戸時代を懐古的に表像するとき、しばしば用いられたモチーフが「整然と往来する武士たちの行列」。近世の日本では、列島上を参勤交代の行列が、江戸に定期的に往来しただけでなく、朝鮮通信使や琉球王国の使節、オランダ商館長などの外国使節の行列も江戸をめざし大小さまざまな規模の行列が往来していたことは2013年度の企画展示『行列にみる近世』で紹介。
全国的な広がりをもって行列が往来したのは、近世の時代の特色であり、「徳川の平和」を表しているともいえる。 本展示では来館者の皆様に、行列から近世社会を想像していただきたいと考えています。
とくに、寛永期に将軍徳川家光が実質的な「天下人」となったことを祝して作成されたと考えられる『江戸図屏風』を中心に、そこに描かれている将軍や武士たちの行列をピックアップして、行列はなぜに描かれるのかという疑問から近世社会像を紹介します。

詳細 https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/special/index.html



 

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