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2014年 12月 18日(木)
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日本の仮面 能面 創作と写し
能楽は古くは猿楽(さるがく)と言って、社寺の祭礼にともなっておこなわれるものでした。そのため古い社寺に能面が伝わっている例もしばしばみられます。南北朝時代、春日社と興福寺で猿楽を勤めた結崎座(観世座)(ゆうざきざ(かんぜざ))・外山座(宝生座)(とびざ(ほうしょうざ))・坂戸座(金剛座)(さかどざ(こんごうざ))・円満井座(金春座)(えんまんいざ(こんぱるざ))を大和猿楽四座(よざ)といいます。
このうち結崎座に観阿弥(かんあみ)、世阿弥(ぜあみ)親子が出、室町幕府第三代将軍である足利義満の寵愛を受けて、世阿弥が能楽を芸能として大成しました。そののちも歴代将軍によって能楽は愛好され、やがて武家の式楽(しきがく)として各地の大名も能を催すようになりました。
大和猿楽四座のうち坂戸座(金剛座)から喜多(きた)が分かれ、ここに現在の能楽シテ方宗家がそろいます。これら宗家には、能楽の演目と演出にあわせて工夫された面が備えられました。南北朝時代から室町時代にはあらたな曲がつぎつぎ作られ、面の種類も増えてゆきました。いわば創造・創作の時代と言うことができます。この時期に作られた面は造形的な魅力に富み、本面といってきわめて尊重されます。安土桃山時代以降の能は型を伝える模倣・写しの時代となり、能面も本面の模作が中心となっていきます。模作は形や彫りだけでなく、傷や彩色の剥がれた様子も写すところに大きな特徴があります。
東京国立博物館は200面を超える能面を収蔵しています。このなかには金春家に伝来した由緒ある面も含まれています。今回の特集陳列では、これら館蔵品に和歌山・根来寺(ねごろじ)のご所蔵品をくわえ、創作の時代である室町時代の面とともに、「雪の小面(こおもて)」をはじめ、本面の写しとみられる能面を展示いたします。本面とその写しがどのように展開していったのか、その様相をご覧いただけたらと思います。どうぞ幽玄なる能面の世界をおたのしみください。

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企画展「相撲の歴史と本所・深川」
江戸勧進相撲の舞台となった本所・深川は、相撲ゆかりの地として江戸時代から現代まで、相撲関連のさまざまな史跡や文化が息づいています。
相撲は神事から始まったといわれ、日本古来からの伝統文化としての側面と、現在まで人々を熱狂させる娯楽・興行としての側面など、その長い歴史の中で多くの文化と魅力を生み出してきました。
今回の展示では、相撲の歴史、現在の大相撲の原点といえる富岡八幡宮と両国回向院での勧進相撲。また、数々の名勝負を繰り広げた力士や相撲の風景、さらには深川を中心に、相撲関連の史跡の数々を紹介し、さまざまな角度から「相撲と本所・深川」の歴史と地域性を探ります。

詳しくは http://www.kcf.or.jp/fukagawa/ 

 
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探検!体験! 江戸東京
常設展示室の休室を機に、通常は広い空間で模型類とともに展示されているさまざまな資料を1階の展示室に集合させ、その歴史的価値や魅力をより丁寧に紹介。資料により密着しつつ江戸東京の歴史や文化をコンパクトにまとめ、一般のお客様や海外からの旅行者の方が気軽に楽しめる展示。普段は展示されることが少ない資料や、珍しい資料、小中学校の教科書に掲載されているような資料を積極的に紹介しますので、常設展示室と同様に十分学習し、楽しめる内容の展覧会。

詳しくは http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/special/2014/12/index.html




 
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〜北斎の富士と広重の五十三次、風景画、美人画、役者絵勢揃い〜
とことんみせます!富士美の浮世絵<前期> 〜北斎の富士と広重の五十三次、風景画、美人画、役者絵勢揃い〜
葛飾北斎の《冨嶽三十六景》(前期展示)と歌川広重の《東海道五十三次》(後期展示)は、浮世絵を代表する風景版画ですが、江戸では、それ以外にも、美人画、役者絵など多くのジャンルの浮世絵が出版されていた。
いっぽう西の大阪では歌舞伎ファンを顧客とした役者絵が浮世絵の主要画題となっていた。
本展では、歌川国芳の新収蔵作品を含め、当館が所蔵する浮世絵コレクションから30作家の約250点を、前期・後期に分けて展観、東西の浮世絵の世界を楽しめる。

詳しくは
http://www.fujibi.or.jp/exhibitions/profile-of-exhibitions.html?exhibit_id=4201412061








 
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雪と月と花 〜国宝『雪松図』」と四季の草花〜
新春は円山応挙の国宝「雪松図屏風」が見られる。
これにあわせて「雪と月と花」と題し、館蔵美術品の中から、雪や月、四季の草花が描かれ、デザインされた絵画や工芸品を選んで展示。重要文化財の「日月松鶴図屏風」をはじめ、近年寄贈された「檜・槇・秋草図襖」や原羊遊斎作「春秋野蒔絵引戸」など、展示室は雪月花で彩られる。

詳しくは ttp://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index2.html





 
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ガサ市
ガサ市は、浅草寺本堂の裏手に正月用品を卸業者に卸売りする市。しめ縄、輪飾りなど品物にワラなどが多く、箱からの出入れのたびに「ガサガサ」と音を立てるところから、「ガサ市」といわれるようになった。業者はここで品物を取りそろえ、大晦日が近づくと町角に店を出して一般の人に売り出す。正月用の歳の市といえば江戸中期頃までは、浅草に限られてたが、明治以降は、正月用品の購入も通常の店屋で用を足す様になり、歳の市の面影は次第にすたれ、現在では江戸末期から流行しだした羽子板市に重点が移り、盛況を続けている。



 
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羽子板市
浅草の年末を華やかに盛り上げる恒例行事、羽子板市。
羽子板を売る店が数十軒ほど建ち並び、装飾用の大きなものから子供用まで、さまざまな羽子板が華やかに飾られる。羽子板市は「邪気を跳ね返す板」として女の子の成長を願う風習からきているという。現在のような形になったのは明治中期、毎年歳末に行われる浅草寺「歳の市」での主要販売に始まり、昭和25年頃には「羽子板市」として歳末の風物詩に定着し、江戸情緒ある歌舞伎の絵柄に加えて、話題の社会風刺、時事や人気タレントなどを題材にした変わり種羽子板など多彩な作品が販売される。

詳しくは http://www.senso-ji.jp/


 

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