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2014年 11月 7日(金)
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 (継続中)
「ボストン美術館の北斎」
葛飾北斎(1760-1849)は江戸後期に浮世絵師として画界に登場してから90歳で没するまでの約70年間、常にあらたな画様式に挑んだ不撓不屈の画人です。世界中で広く愛されている浮世絵版画の中でも、北斎の作品は特に人気があり、日本のみならず欧米にも熱心なコレクターや研究者が多く、世界各国の美術館に作品が収蔵されています。北斎は、米国のライフ誌が選んだ「この千年で最も重要な出来事・人物」に、唯一名前の挙がった日本人でもあります。本展は、日本が世界に誇る北斎の魅力に、世界屈指の日本美術コレクションで知られる
米国・ボストン美術館の作品から迫ります。北斎研究の第一人者・永田生慈氏の監修のもと、同館の珠玉の所蔵品の中でもおどろくほど色鮮やかな作品、他では見ることができない非常に珍しい作品など、特に優れた作品約140点を厳選してご紹介。

詳細 http://ukiyoe.exhn.jp/

 
 (継続中)
浅草菊花展
戦後焼け野原と化した浅草。復興に立ち上がった浅草の人々は昭和27年、
浅草寺の菊供養に観音本尊の宝前に菊を捧げ、参道に花を供える事により、
浅草菊花会を発足させた。 境内に見事な菊花を陳列して愛華の精神を分かち合い、
参拝の多くの人々にも喜ばれ、浅草恒例行事の一つとして境内に見事な菊花を1000点、観賞できる。
名実共に関東一の称賛を博するようになった。

詳細 http://www.taitonavi.jp/enjoy_detail.html?no=86

 
 (継続中)
現代に生きる家紋 紋章上絵師 波戸場承龍氏展示
家紋を専門に墨と筆で描く職人として技術を承継し、その 技術を駆使した家紋作品を数多く制作する紋章上絵師三代目 波戸場承龍氏による展示。
詳しくは
http://minato-ecoplaza.net/event/2014/11/01/%ef%bc%88%e5%b1%95%e7%a4%ba%ef%bc%89%e7%b4%8b%e5%88%87%e7%b5%b5/




 
 (継続中)
日本の仮面 能面 創作と写し
能楽は古くは猿楽(さるがく)と言って、社寺の祭礼にともなっておこなわれるものでした。そのため古い社寺に能面が伝わっている例もしばしばみられます。南北朝時代、春日社と興福寺で猿楽を勤めた結崎座(観世座)(ゆうざきざ(かんぜざ))・外山座(宝生座)(とびざ(ほうしょうざ))・坂戸座(金剛座)(さかどざ(こんごうざ))・円満井座(金春座)(えんまんいざ(こんぱるざ))を大和猿楽四座(よざ)といいます。
このうち結崎座に観阿弥(かんあみ)、世阿弥(ぜあみ)親子が出、室町幕府第三代将軍である足利義満の寵愛を受けて、世阿弥が能楽を芸能として大成しました。そののちも歴代将軍によって能楽は愛好され、やがて武家の式楽(しきがく)として各地の大名も能を催すようになりました。
大和猿楽四座のうち坂戸座(金剛座)から喜多(きた)が分かれ、ここに現在の能楽シテ方宗家がそろいます。これら宗家には、能楽の演目と演出にあわせて工夫された面が備えられました。南北朝時代から室町時代にはあらたな曲がつぎつぎ作られ、面の種類も増えてゆきました。いわば創造・創作の時代と言うことができます。この時期に作られた面は造形的な魅力に富み、本面といってきわめて尊重されます。安土桃山時代以降の能は型を伝える模倣・写しの時代となり、能面も本面の模作が中心となっていきます。模作は形や彫りだけでなく、傷や彩色の剥がれた様子も写すところに大きな特徴があります。
東京国立博物館は200面を超える能面を収蔵しています。このなかには金春家に伝来した由緒ある面も含まれています。今回の特集陳列では、これら館蔵品に和歌山・根来寺(ねごろじ)のご所蔵品をくわえ、創作の時代である室町時代の面とともに、「雪の小面(こおもて)」をはじめ、本面の写しとみられる能面を展示いたします。本面とその写しがどのように展開していったのか、その様相をご覧いただけたらと思います。どうぞ幽玄なる能面の世界をおたのしみください。

詳しくは 

 

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