予定表 -詳細情報-
件名 | 近松半二――奇才の浄瑠璃作者 |
開始日時 | 2022年 4月 26日 (火曜日) 10時00分 (GMT+09:00) |
終了日時 | 2022年 8月 7日 (日曜日) 17時00分 (GMT+09:00) |
場所 | 早稲田大学演劇博物館 2階 企画展示室 〒169-8050 東京都新宿区西早稲田1-6-1 |
連絡先 | TEL.03-5286-1829 |
詳細 | 「妹背山婦女庭訓」・「奥州安達原」・「本朝廿四孝」・「太平記忠臣講釈」・「関取千両幟」・「傾城阿波の鳴門」・「近江源氏先陣館」・「鎌倉三代記」・「新版歌祭文」・「伊賀越道中双六」。 ここに列記した作品名は、浄瑠璃作者・近松半二が手がけた戯曲のほんの一部である。これらを書いた近松半二は、生涯で六十余りの人形浄瑠璃作品に作者署名を残している。また生前から名作者の誉れ高く、没後に編まれた随想『独判断』では、その自由自在な筆の境地をして「嗚呼作者の道至れる哉」と賞された。昨今では第161回直木賞受賞作の、大島真寿美著『渦 妹背山婦女庭訓 魂結び』(2019年、文藝春秋)にもその生涯が描かれ、注目を集めている。 特筆すべきは、現行演目の多さである。半二は時代物を得意とし、雄大な構想と重厚かつ変化に富んだ舞台を次々に生み出していった。そしてその多くが、人形浄瑠璃文楽や歌舞伎の現行演目として伝承された。日本の古典芸能の重要な財産となっているのである。 業績の重要さにも関わらず、遺憾ながらこれまで近松半二の名を冠する展示は開催されていない。2022年度春季企画展「近松半二――奇才の浄瑠璃作者」は、演劇博物館が所蔵する膨大な日本近世演劇資料を利用して、あらためて日本演劇史における近松半二の位置づけを探るものである。 観覧料>無料 公式サイト>https://www.waseda.jp/enpaku/ex/15806/ |
カテゴリー | 催事,文藝(草双紙・俳諧・川柳・狂歌),人物 |
投稿者 | sibugaki |
レコード表示 | 公開 |
繰り返し | |
最終更新日 | 2022年 7月 30日 (土曜日) |