予定表 -詳細情報-
件名 | あやしい絵展 |
開始日時 | 2021年 3月 23日 (火曜日) 9時30分 (GMT+09:00) |
終了日時 | 2021年 5月 16日 (日曜日) 17時00分 (GMT+09:00) |
場所 | 東京国立近代美術館 東京都千代田区北の丸公園3 |
連絡先 | 050-5541-8600(ハローダイヤル) |
詳細 | 明治期、政治・経済・文化といったあらゆる方面において西洋から知識、技術等がもたらされる中、美術においても西洋美術の技法の本格的な導入と発展、西洋の影響を受けたさまざまな美術思潮の発生と制作における実践が矢継ぎ早に起こりました。これにともない、従来の表現も新たな時代にふさわしいものへと変貌を遂げていきます。 このような状況下で生み出された多種多様な表現の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった言葉で形容できるものがありました。美しいという言葉だけでは決して表すことのできないこれらの表現は、美術界の一部からは批判を受けましたが、文学等をバックグラウンドとして大衆に広まっていきました。本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図等からこうした表現を紹介します。 歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、商業広告によるイメージの流布、個性・自我の尊重、“新しい女性”の出現、“生命”への関心、社会の底辺層への眼差し等、作品の生まれた背景にはその時々の社会、文化の諸相が存在します。しかし「単なる美しさとは異なる表現」を深く掘り下げると、そこには共通して人々の奥底に潜む欲望が複雑に絡んでおり、今日を生きる私達にも響くところがあることに気づかされます。本展が日本の近代のみならず、現在の私達を取り巻くさまざまな表現、事象、価値観についても考える機会となれば幸いです。 料金>一般 1,800円 大学生 1,200円 高校生 700円 詳細>https://ayashiie2021.jp/ |
カテゴリー | 催事,浮世絵 |
投稿者 | 渋柿 |
レコード表示 | 公開 |
繰り返し | |
最終更新日 | 2021年 2月 27日 (土曜日) |