江戸ことば月ごよみ「6月版」--江戸っ子の一大イベント「大山詣」--

投稿日時 2020-5-31 19:24:00 | トピック: XOOPS

大山詣の様子は、落語の「大山詣」でも知られている。
6月末は山開き。江戸っ子たちは、講中(こうじゅう)で大山詣(おおやまもうで)へと出かけた。
大山とは、神奈川県にある標高1253メートルの山である。江戸からは富士山や大山を望める地がおおくあり、たとえば駿河町(するがちょう)の三井呉服店からは、富士山の手前に大山が望めた。
大山詣は、江戸人にごく親しまれた信仰である。旧暦の6月27日の山開きから7月17日までの盆山の期間に、大山へ登るというものである。享保年間(1716〜35)以降、幕末にかけて江戸人の信仰熱が高まり、一種のレジャーをかねた信仰となった。もちろん富士詣にも行ったが、気軽に登れるので大山詣は人気があった。
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