コラム「大江戸菓子探舌(タンタン)」
吉田枯露柿氏プロフィール
東京麹町生まれ。日本女子大学卒業後、サンケイリビング新聞社に勤務。2004年3月独立。その後フリーランスで単行本取材・執筆。主婦、母親、会社員の慌しい人生経験を生かした取材が得意テーマ。強みは「人脈」。名刺交換だけでなくまさに「魂」の交換を理想にした密度の濃い人脈作りを目指している。
2005年10月に首都圏在住の40歳以上のミドル層をターゲットとした生活情報誌 『ありか』を創刊。2007年5月に、これまでに培ったノウハウを生かし編集企画・出版プロデュースをメーンとする株式会社『吉田事務所』を設立し、現在多方面で活躍中。
▲ブログ http://www.ichiko.tv/

第6回 「月見団子」 日本人は昔から月が好きだ。待宵(まつよい)、良夜、無月、十六夜、立ち待ち月、居待ち月、臥待(ふしまち)月、更待(ふけまち)月など、月は日本人の生活の中にとけこんでいる。平安時代から、貴族の間で月を愛で、供え物をして、詩歌を詠むようになる。また農作物の収穫期の直前にあたることから、豊作を願う収穫祭の意味合いが強まり月に対する信仰も強く、満ちては欠け、欠けては満ちる月を生命の根源と考え、たくさんの農作物を供えて豊作を祈願した。江戸時代頃からは民間でも盛んになり、供え物などもするようになって現在まで至っているといわれる。中でも旧暦の8月15日は十五夜(中秋の名月)。一年中で一番美しく明るい月といわれる。また9月13日は十三夜とよばれる月見の日。供えるものから、それぞれを芋名月、栗名月ともいう。このお月見に欠かせないのが月見団子だ。関東は丸形、関西は里芋型ともいわれる。新粉で作るのが一般的。団子の数は十五夜は15個、十三夜は13個。十五夜も十三夜は存分に月を愛で、愉しみたいものだ!

※2011年のお月見は?
9月12日 十五夜(中秋の名月)
10月9日 寒露・十三夜(後の月)
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                                   挿絵 詫助

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