予定表 -詳細情報-

件名 隅田川に育まれた文化 浮世絵に見る名所と美人
開始日時 2020年 2月 29日 (土曜日)   10時00分 (GMT+09:00)
終了日時 2020年 4月 12日 (日曜日)   18時00分 (GMT+09:00)
場所 たばこと塩の博物館 墨田区横川1-16-3
連絡先 03-3622-8801
詳細 概要>江戸の人々が大川とも呼んだ隅田川は、名所や盛り場が点在する江戸のシンボル的な存在でした。その周辺には、歌川国貞(三代歌川豊国)や歌川国芳といった浮世絵師たちが居住し、花の名所、役者の別荘や豪華な造りの料亭がありました。粋に着飾る芸者なども見られ、文字通り“絵になる”地域でした。特に19世紀前半の浮世絵には、風景画のみならず、美人画や役者絵の背景やコマ絵にも、隅田川沿いの風景を数多く見つけることができます。
しかし天保期(1830〜44)末、徹底した奢侈禁令を掲げる天保改革が始まると、衣類や装飾品、料亭、別荘、そして浮世絵そのものも取締りの対象とされてしまいます。遊女や役者の似顔を禁じられた浮世絵は、無難なテーマである古典や俗説、教訓になぞらえた美人画揃物を出す方向へと大きく変化していきます。本展では、第1部にて浮世絵に描かれた隅田川の景観とその流域を取り上げ、第2部では、天保改革後の浮世絵界を担った三代豊国と国芳の美人画揃物を中心に、絵師にとって難しい時代ならではの機知にあふれる作品を紹介します。
詳細>https://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html
カテゴリー 催事,浮世絵
投稿者 渋柿
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繰り返し
最終更新日 2020年 2月 13日 (木曜日)