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2020年 3月 4日(水)
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もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世
もうひとつの歌川派?! 国芳・芳年・年英・英朋・朋世。歌川豊春から始まる浮世絵界最大の派閥を「歌川派」といいます。豊春から豊国へ、そして国芳から芳年へと枝分かれし、さらに年方→清方→深水へと続く華やかな系譜がよく知られています。
しかし、この他にも優れた歌川派の系譜が存在するのです!それが年英→英朋→朋世の系譜です。明治・大正・昭和の時代にそれぞれ活躍し、絶大な人気を得た彼らの類まれなる才能は、このまま忘れ去られるにはあまりに惜しいものがあります。
市井の人々の支持を得て町絵師として生きた国芳や芳年の気骨は、むしろ、年英、英朋、朋世にこそ、脈々と受け継がれていったと言えるでしょう。
浮世絵から挿絵へ……歌川派を継承しているという誇りを胸に掲げ、挿絵の世界で大きく羽ばたきながらも、時の流れに埋もれてしまった絵師たち。知られざる「もうひとつの歌川派」が今、鮮やかに甦ります。
また、本展では、生誕140年を迎える鰭崎英朋(ひれざき・えいほう)の幻の日本画「焼あと」(明治38年烏合会出品作)も初公開いたします。
料金>一般900円/大・高生800円/中・小生400円
詳細>http://www.yayoi-yumeji-museum.jp/index.html



 
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展覧会 大清帝国展
概要>辮髪にチャイナ服、中華料理最高峰の「満漢全席」。わたしたちのイメージする「中国」には、清朝(しんちょう)由来のものが多くあります。 1616年、中国の東北地方で生まれた女真族(じょしんぞく)による王朝は、後に中国本土とモンゴルを治める王朝「清」となり、その後も大きく版図を広げて様々な民族を内包する史上まれにみる大帝国となりました。 本展は、東洋文庫の蔵書の中で特に厚みを持つ、清朝歴代皇帝ゆかりの貴重な書物がはじめて一堂に会する機会です。中国の今へと続く直近の王朝でありながら、詳しく学ぶことの少ない、“始皇帝じゃないほう”の「清朝」について、その起源と大帝国の栄華をご覧ください。
詳細>http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/

 
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展覧会 北斎師弟対決
概要>北斎が、江戸の浮世絵師を代表するビッグネームであることはよく知られていますが、その北斎には孫弟子も含めて200人にも及ぶ弟子がいたことはあまり知られていません。
浮世絵研究の先駆者、飯島虚心による北斎の伝記『葛飾北斎伝』によれば、北斎は弟子に手取り足取り指南をするタイプではなかったようですが、弟子の能力を引き出し、多くの名手を育てたようです。
本展では館蔵品から選りすぐり、北斎と弟子が同じテーマで描いた作品を展示し、両者を比較する中でそれぞれの画風の特徴や影響関係に迫ります。
北斎の魅力にとどまらず、巨大な師匠を前に自らの画道を模索する弟子たちの姿、これまで師匠の名の陰に隠れていた弟子の作品の魅力もご紹介します。
詳細>https://hokusai-museum.jp/

 
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隅田川両岸景色図巻(複製画)と北斎漫画
すみだ北斎美術館では、「常設展プラス」を開催しています。この「常設展プラス」では、従来の常設展に加え、企画展が開催されていない期間にも、オリジナル作品をご鑑賞いただけます。
北斎の肉筆画の中で最長とされている「隅田川両岸景色図巻」。全長約7mに及ぶ本作の複製画を展示、その全貌を実物大でご覧いただけます。また、「『北斎漫画』立ち読みコーナー」では、北斎の代表作の1つ『北斎漫画』全15冊の実物大高精細レプリカを熟覧いただけます。
詳細>http://hokusai-museum.jp/


 
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展覧会 「江戸ものづくり列伝」
日本の伝統美術は、日本人の暮らしとともにありました。四季折々の生活シーンに応じて配される建具や調度品は、人びとに潤いと彩りを与えました。開国後の日本を訪れた西洋人が一様に驚いたのは、こうした品々に宿る日本人の豊かな遊び心と繊細な美意識でした。その日本の美を作り上げてきたのが、「ものづくり」に生きる職人たちです。
本展では、特色のある5人の名工たちを取り上げます。江戸が生んだ二人の蒔絵師・原羊遊斎と柴田是真、尾形乾山の陶法を継承し軍艦の建造をも手がけた鬼才の陶工・三浦乾也、葛飾北斎の弟子で絵師から金工の道に転じた府川一則、江戸の職人気質を受け継ぎ超細密工芸を究めた小林礫斎― 彼らは江戸東京で活動し、時代の空気を吸いながら、それぞれの道に精進し新たな創造に挑戦し続ける人生を歩みました。
本展では、明治22年(1889)に日本を訪れたヨーロッパ貴族バルディ伯爵の日本コレクション(ベニス東洋美術館所蔵)の日本での初公開をはじめ、当館のコレクションを中心に、江戸東京で活躍した職人たちの仕事と人生に光を当て、日本が世界に誇るものづくりの力の源泉を見つめたいと思います。

 
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収蔵品展 「江戸屋敷に暮らした家臣ー武士の家系図2−」
概要>江戸時代の文京区域には、加賀藩前田家、水戸藩徳川家など、多くの大名家が屋敷を構え、その家臣たちが生活をしていました。本郷の福山藩阿部家丸山屋敷も、そのような大名屋敷の一つです。
令和元年度収蔵品展では、平成二六年度に文京区に寄贈された、福山藩士山岡治左衛門家の資料を紹介します。山岡治左衛門家は長く阿部家に仕え、大名家の家臣の仕事と生活に関する資料が多く伝えられてきました。
近江国(現、滋賀県)の戦国武将だった山岡氏は、本能寺の変の際には瀬田の唐橋を巡って、明智氏と戦いました。江戸時代になると、一族の山岡政次が慶長一三年(一六〇三)頃に阿部家に仕官し、山岡氏は明治にいたるまで、代々阿部家に仕えました。山岡家には、代々の当主に関する資料と共に、阿部家に仕える家臣としてのマニュアルや幕末維新期の福山藩の記録など、さまざまな資料が伝えられています。
阿部正弘直筆の書幅や勝海舟、松平春嶽の書簡など、貴重な未公開資料も展示する予定です。ぜひ御来館ください。
詳細>https://www.city.bunkyo.lg.jp/rekishikan/event/r02_0208.html

 
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展覧会 狩野派 ―画壇を制した眼と手
概要>ときに豪奢で、ときに瀟洒――。注文者や時代の求めに応じて多彩な画風を操り、室町時代から江戸時代の画壇において常に中心的な役割を担ってきたのが、狩野派の画家たちです。過去の絵画表現を広く学ぶなかで、彼らは権威ある実作者として絵筆をふるうだけでなく、和漢の絵画史に精通した識者の顔を持ち合わせることになりました。本展では、狩野派が手がけた端正な作品の数々とともに、彼らが直に接した古今の絵画をあわせて展示し、その活躍を支えた眼と手に迫ります。
詳細>http://idemitsu-museum.or.jp/

 
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展覧会 鏑木清方と鰭崎英朋
概要>2019年、「築地明石町」が再発見されたことが話題となった鏑木清方(1878〜1972)。日本画家として今でも広く知られていますが、明治30年代後半から大正5年頃にかけては、文芸雑誌や小説の単行本の口絵というジャンルで活躍していました。その時、清方と人気の双璧をなしていたのが、鰭崎英朋(1881〜1968)です。清方と英朋は、月岡芳年の系譜に連なると共に、烏合会という美術団体に属した友人同士でもありました。清方と英朋による、明治の美しい女性たちを描いた口絵の名品を紹介します。
詳細>http://www.ukiyoe-ota-muse.jp/

 
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隅田川に育まれた文化 浮世絵に見る名所と美人
概要>江戸の人々が大川とも呼んだ隅田川は、名所や盛り場が点在する江戸のシンボル的な存在でした。その周辺には、歌川国貞(三代歌川豊国)や歌川国芳といった浮世絵師たちが居住し、花の名所、役者の別荘や豪華な造りの料亭がありました。粋に着飾る芸者なども見られ、文字通り“絵になる”地域でした。特に19世紀前半の浮世絵には、風景画のみならず、美人画や役者絵の背景やコマ絵にも、隅田川沿いの風景を数多く見つけることができます。
しかし天保期(1830〜44)末、徹底した奢侈禁令を掲げる天保改革が始まると、衣類や装飾品、料亭、別荘、そして浮世絵そのものも取締りの対象とされてしまいます。遊女や役者の似顔を禁じられた浮世絵は、無難なテーマである古典や俗説、教訓になぞらえた美人画揃物を出す方向へと大きく変化していきます。本展では、第1部にて浮世絵に描かれた隅田川の景観とその流域を取り上げ、第2部では、天保改革後の浮世絵界を担った三代豊国と国芳の美人画揃物を中心に、絵師にとって難しい時代ならではの機知にあふれる作品を紹介します。
詳細>https://www.jti.co.jp/Culture/museum/index.html

 

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