元禄15年(1702)赤穂浪士が本所松坂町の吉良邸を襲撃して義央を討ち取る。
元禄14年(1701)3月14日、勅使接待役の浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、
指南役の高家(こうけ)吉良上野介(きらこうずけのすけ)に切りつけた。
その後、浅野内匠頭は即日切腹、御家は断絶。元禄15年(1702)12月14日、
浅野家家老・大石内蔵助(おおいしくらのすけ)を含む赤穂浪士(四十七士)は
吉良を討取り、主君の無念を晴らす。天下泰平の世の中を騒がせた一連の事件は、赤穂事件と呼ばれた。
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大掃除と忠臣蔵
江戸言葉 月ごよみ>十二月 「大掃除と忠臣蔵」
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酉の市は、11月の酉の日に行われる鷲(おおとり)神社の祭礼で、江戸時代に盛んになり、年末の商家では酉の市で熊手(くまで)を買い替えて、歳(とし)の市で迎春の縁起物を買い揃えた。その由来を紹介。
*詳細は>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「酉の市と熊手 」
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噺家の卓越した表現力が、スクリーンでは演技過剰に映り、視る者に不自然な印象をもたらさないだろうか。
噺家は普段高座で、湯飲みや箸など、そこにないものを、あたかも存在するかのように見せる。ところが映画では小道具がすべてそろっている。日頃の習慣で、つい高座と同じように表現してしまわないだろうか。
*詳細>コラム 寄席à la carte(アラカルト)「第七回 映画「浜の朝日の嘘つきどもと」の柳家喬太郎
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桜の名所は楓(かえで)の名所が多い。
江戸と近郊の紅楓(もみじ)の名所めぐりをしてみませんか。
*詳細は>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「江戸の紅葉めぐり」
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千年以上の歴史と文化を持つ「雑司が谷」地域が日本ユネスコ協会連盟の「プロジェクト未来遺産」に登録(平成26年(2014)12月。100年後の子どもたちに長い歴史と伝統のもとで豊かに培われてきた地域の文化・自然遺産を伝えるため、「雑司が谷未来遺産」としての活動を続けている。
*詳細は>神田川界隈物語 鬼子母神大門欅並木「半世紀前の姿 地元愛による復活まで」
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デジタル化と国際化は加速し、そこに近年の新型コロナによるパンデミックが加わって、今や世の中の仕組み自体が大きく変わろうとしている。封建主義と民主主義との違いはあるが、ともに転換期の時代であるという点で、文化文政時代と現代は似ていなくもない。
*詳細は>江戸十万日 月日の鼠 第十八回「実正の侍は十人に二、三人ならんか覚束なし」
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江戸の時間と時計の話、
時の鐘で生活するのは時計を持たない下層町人だけで、奉公人のいる商家では置時計や柱時計があった。黄表紙(きびょうし)などには、時計が家具としてよく描かれている。時がくると時計の頭に備え付けの鐘を金属棒が叩くようになっていて、ギィーガチャンと鳴る仕掛けだ。
*詳細は>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「江戸の時計と季節 」
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豊島区の水と土から生まれた焼き物「竹本焼」。
三代の栄枯盛衰記
*詳細は>神田川界隈物語 雑司ヶ谷物語〜隼太から三代目・皐一へ 竹本焼の終焉
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徳川幕府が開かれて213年、明治維新の52年前の文化13年(1816年)に書かれた「世事見聞録。町人文化全盛の時代に、なぜ国家が衰退していると著者が考えたのかについて考察する。
*詳細は>「江戸十万日 月日の鼠」第十七回 「花を咲かせるやうに見えて根本は衰ふるなり」
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親しかった人などに無愛想で相手にされなかったりすると、「にべもない」態度だったと今日でも言うが、この「にべ」というのは、「ニベ」という魚のことである。
漢字では「鮸」とも「鮸膠・鰾膠」とも書く。
*詳細は>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「「にべもない」
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「芝浜」の単なるオマージュや、パロディではない。むしろ「芝浜」を現代風にアレンジしたのが「芝カマ」である。
それは名演奏者が古典的な名曲を大胆にアレンジ(編曲)して、原曲にはなかった新しい価値を生み出すのに似ている
*「寄席à la carte(アラカルト)」「柳家喬太郎の『芝カマ』で考えたこと」
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江戸の戯作者(げさくしゃ)十返舎一九(じっぺんしゃいっく) のベストセラー『東海道中膝栗毛(とうかいどうちゅうひざくりげ)』に登場する主人公、弥次郎兵衛(やじろべえ)・北八のこと。「弥次さん・北さん」という言葉は、この作品が生まれてから200年も生きている。
*詳細>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「弥次さん北さん 」
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川柳ご愛好家の皆様へ !『誹風柳多留』の篇数刊行年を中心に纏めました。
*詳細>http://www.edoshitamachi.com/modules/tinyd8/PDF/nenpyo20210801.pdf
井戸から汲んだ冷や水に砂糖を入れて甘くして売っていた水売り商売。
砂糖増しを注文すると、特別に椀が陶器でなく金属製(錫茶碗)でサービス。
古川柳にみる水売(冷や水売)
「水売りの 一つか二つ 錫茶碗」 (『誹風柳多留』3編)
「そこが江戸水一ぱいを波でのみ (『誹風柳多留』70編)
*波=四文銭。通称波銭で明和5年の新鋳)
「としよりの冷や水うりハはやらない」 (『誹風柳多留』30編)
「月かげや夜も水売る日本橋」 一茶
*詳細>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「年寄の冷や水」
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江戸古川柳から物売り(振り売り)を紹介
「金魚売り是か是かと追つかける金魚売り」 (『誹風柳多留』9編)
「一声も三声(みこえ)も呼(よば)ぬ玉子売」 (『誹風柳多留』60編)
「納豆としじみに朝寝おこされる」 (『誹風柳多留』80編)
「坂でころんで目覚しい西瓜売」
売り声は「すいかん 々」「すいかんやー、すいかん」(『誹風柳多留』169編)
「あじすふこはだのすふとにぎやかさ」
〈鮨売り〉 売り声は「あじのすう、こはだすう」 (『誹風柳多留』8編)
「飛魚は羽根の有りたけ先へ来る」 *鰹よりも (『誹風柳多留』52編)
*詳細>コラム 江戸言葉 月ごよみ 「江戸の売り声」
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