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江⼾時代は大園芸ブーム 「菊人形」
sibugaki 2022-11-6 15:24
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栽培から菊人形まで菊は江戸時代以前から多くの人びとに愛された園芸植物。 江戸時代になると菊の栽培は、大名から庶民までひろがった。菊人気をあて こんだ近郊の植木屋たちは、菊を使って様々な形をつくる 興行を始め、やがて現代に続く菊人形になった。
菊人形> 「菊人形は、頭や手足は人形、胴体を中小菊 の花で着飾られた等身大の人形です。 江戸時代後期、園芸で有名な染井村(現在 の豊島区駒込) が起源で、約150年前の安 政時代に本郷の団子坂(文京区千駄木3丁目) 周辺で、植木職人同士 (菊氏)が競い合って 人気歌舞伎役者の人形を菊の花で飾って見世 物にしていたのが興行展示の始まりです。 明治に入ってからは、盆庭の回り舞台に人 気役者や時事ネタの菊人形を配置し、団子坂 は秋のテーマパークとして賑わいました。 これが各地の遊園地を巡る興行となり、福 島県二本松や福井県越前市の菊人形展へと広 がっていきました。 このように菊人形は、文京区と深い関わり があることから、湯島天満宮で昭和5年から 展示を再興させております。 - なお、菊まつり開催期間に一回、菊氏が着 せ替え作業を行い、花の鮮度を保っています。
写真>湯島天満宮
詳しくは> 第44回 文京菊まつり https://www.city.bunkyo.lg.jp/bunka/kanko/event/matsuri/kiku.html
参考サイト> 国立歴史民俗博物館 くらしの植物苑 特別企画「伝統の古典菊」 https://www.rekihaku.ac.jp/exhibitions/plant/project/index.html
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